ライド ペンシルヴェニア・インディアナ大学ウインド・アンサンブル RIDE【吹奏楽 CD】
J.スタンプ&IUPウインド・アンサンブルのアルバムです。
以前はcitadelから出ていましたが、こちらもKlavierからの発売です。
citadelの時からの傾向ですが、「ライド」のような、短めでファンファーレっぽい作品に関しては、非常に定評があります。
アルバム・タイトルになっている、S.R.ヘイゾの「ライド」。
タイムは3分22秒と短いですが、この1曲だけでも「買い!」の演奏を披露してくれています。
スピード感といい、突然の雰囲気の変化といい、申し分ありません! もちろん他の収録曲も素晴らしい演奏をしてくれていますが、「ライド」は別格ですね。
ホント、強烈な演奏です。
R.ダニエルプアの「 人々の声」は、様々な音が交錯していきますが、その交差の妙味が楽しい作品です。
M.メイルマンの「セキュラー・リタニーズ」も、実に味のある作品で、聴く人の耳を自然に傾かせる曲です。
もちろんIUPの技術の高さがあってこそですが、不思議な魅力を持った作品です。
BP編集部、プッシュ曲の1つです。
ミニマル音楽系ですが、ウインド・アンサンブルという形態によく合った曲です。
演奏効果も抜群で、どんなバンドにもオススメしたい作品です。
M.トークの「グランド・セントラル・ステーション」は、コミカルな作品。
茶目っ気たっぷりの曲なので、演奏会のプログラムの中間に入れるにはもってこいですね。
B.ヤーコの「イントラーダ」も、J.スタンプ&IUPウインド・アンサンブルお得意の範疇。
最初から最後までスピード感を保ったまま突っ走る作品です。
この作品は、個々の奏者のレベルが高めでないと、厳しい作品ですが、熱意があれば、どんな曲でもできます。
各楽器の緻密なアンサンブルが要求される作品です。
トリはV.パーシケッティの「吹奏楽のための交響曲(交響曲第6番)」。
この曲も、非常に優れた作品の1つです。
最近はV.パーシケッティの曲が収録されたCDが多いですね。
この曲も練習しているうちにハマるスルメ曲です。
最初から最後まで、収録曲全てが素晴らしく、演奏もとてもいい、BP編集部の太鼓判付きCDです。
(2008.11.BP編集部) ・演奏団体:ペンシルヴェニア・インディアナ大学ウインド・アンサンブル(IUP Wind Ensemble) ・指揮者:ジャック・スタンプ(Jack Stamp) ・発売元:Klavier ・発売年:2004年 1. ライド/サミュエル・R・ヘイゾ 【3:22】 Ride/Samuel R. Hazo 2. 人々の声/リチャード・ダニエルプア 【6:49】 Vox Populi/Rochard Danielpour 3. セキュラー・リタニーズ/マーティン・メイルマン 【7:45】 Secular Litanies/Martin Mailman 4. リトジカル・シンフォニー/フィッシャー・タル 【13:03】 Liturgical Symphony/Fisher Tull I)レント;アレグロ・リトモ(Lento;Allegro ritmo) 【4:17】 II)ペサンテ(Pesante) 【4:49】 III)アレグレット(Allegretto) 【3:45】 5. カンツォーナ/ピーター・メニン 【4:27】 Canzona/Peter Mennin 楽譜セット購入⇒(吹奏楽) 6. グランド・セントラル・ステーション/マイケル・トーク 【6:14】 Grand Central Station/Michaek Torke 7. イントラーダ/ブルース・ヤー 【3:25】 Intrada/Bruce Yurko 8. 吹奏楽のための交響曲(交響曲第6番)/ヴィンセント・パーシケッティ 【15:43】 Symphony for Band Op.69 (Sympony No.6)/Vincent Persichetti I)アダージョ - アレグロ(Adagio - Allegro) 【5:44】 II)アダージョ・ソステヌート(Adagio sostenuto) 【3:17】 III)アレグレット(Allegretto) 【2:14】 IV)ヴィヴァーチェ(Vivace) 【4:13】 楽譜セット購入⇒(吹奏楽) ≪2008年11月新入荷≫★
間違いなくハマるS.R.ヘイゾの「ライド」は、J.スタンプ&IUPウインド・アンサンブルならでは! M.メイルマンの「セキュラー・リタニーズ」もBPプッシュ曲の1つです!
楽天で購入2,480円(税込み)